ギリアド・サイエンシズ【GILD】を新規購入

11月 14, 2017

ギリアド・サイエンシズ【GILD】を新規購入

あれもこれも欲しくなってしまう米国株ですが、今回はギリアド・サイエンシズを72.98ドルで6株、新規購入しました。

購入理由

購入理由はカイトファーマを買収して63ドルから86ドルまで上がりましたが、特に理由もなく（私のリサーチ不足？）72ドルまで下落していたからです。

ずっと前から欲しかった銘柄で63ドルの時にも購入しようか悩んでいたのですが、どこか買収してからでいいかと思っていたところカイトファーマを買収したので購入しました。

ギリアド・サイエンシズはDividend.comの記事で2050年までに配当貴族になる可能性がある１０銘柄に選ばれていて自社株買いは多く、配当も増配率もそこそこで私はとてもいい銘柄だと思っています。

ギリアド・サイエンシズといえば低PERで有名ですが、それはC型慢性肝炎治療薬の「ハーボニー」と「ソバルディ」に売上が依存しすぎだからです。

そこで、カイトファーマを買収したのですが、カイトファーマが開発した「イエスカルタ」という遺伝子療法の新薬を手に入れることができました。ノバルティスの「キムリア」に遺伝子療法で世界初承認を譲ることになってしましたがノバルティスの「キムリア」とカイトファーマの「イエスカル」では患者数がかなり違います。

「キムリア」は年間患者数が300人を見込んでいますが「イエスカル」は年間患者数を7500人と見込んでいます。

また、「イエスカルタ」はFDAからB細胞リンパ腫の適応で承認を得ています。

他にも、非アルコール脂肪性肝炎治療薬とHIV治療薬で有望な新薬があるようです。これらのすべての新薬の承認が降りるかはわかりませんが期待してしまいます。

配当性向きも24%とかなり余裕があり、今後も買収と新薬の開発を続けることによって連続増配記録を伸ばしてくれるでしょう。

ポートフォリオ

ギリアド・サイエンシズの購入によってポートフォリオは下記のようになりました。

最近はシーゲル博士の赤本でリターンランキング上位の銘柄の多くが大きく下落していることもあり、特にあれもこれも欲しいとなってしまっています。

私は今回、フィリップ・モリス【PM】、アルトリア【MO】、メルク【MRK】、とギリアド・サイエンシズの４銘柄で、とても悩みました。タバコ銘柄はやはり、今後に少し不安があるので（もっと下落すれば、おそらく購入します）今回はヘルスケアセクターで近い将来大きく株価が上昇する可能性があるギリアド・サイエンシズとしました。