国家VS超巨大企業



国家の税収と企業の売り上げをランキングにすると上位100位の内の70が企業となっています。

さらに、ウォルマートにいたってはベスト10に入っています。

企業が国家を超えるのも時間の問題です。

下記の動画では、Appleの租税回避と、なぜ国家が法人税をとるのかなど資本主義の問題がわかります。

今は、企業が国家を訴える時代でエクアドルは大変なことになっています。
エクアドルとシェブロンが共同で油田開発をし後に、シェブロンが撤退したのですがその後、原油が川に流れ続けることになり深刻な健康被害が出る事態になりました。

そこで責任をどちらが取るのかで裁判に争うことになりましたが、国家と企業で撤退後の責任は負わないと契約していました。

さらに企業のほうが国家より良い弁護士を雇えることもあり、もう国家では手に負えない状態になっていて企業が国を選べる時代になりました。

その結果、ヨーロッパでは法人税の引き下げ合戦が行われることになりました。


国家が企業のグローバル化を推進する・規制緩和したことによって国家が企業に頼る時代になりました。

この問題が起こった原因は企業はグローバル化できるが国家はグローバル化することができません。

そこで、ジャック・アタリが解決策として世界政府のようなものをつくり国家間で富の分配をするという提案をしました。


資本主義はお金があればあるだけ儲かるようなシステムなのでジャック・アタリが提案するようなことをするのは、私はそれもありかもしれないと思ったのですが、それと同時にアメリカが儲かる仕組みにどうせなるのだろうとも思ってしまいました。

スペインのマリナレダという村では競争に規制をかけることによって資本主義の問題を解決しています。

その方法は衣・食・住を国が管理するという方法です。
これで村民は最低限の生活をすることができるので村を離れて出稼ぎに行くということもありません。

資本主義限界説をたまに目にすることがありますが、超巨大企業は配当金や自社株買することでちゃんと株主に富の分配をしています。

日本は、もっと企業や人に金融の大切さを訴える必要があるように思います。
そして、日本株も米国株のように1株から投資できるようにすればいいと私は思います。

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