もし、日本でベーシックインカムが実現したら

10月 01, 2017

もし、日本でベーシックインカムが実現したら

3000人の参加者を2つの州から集め、彼らを2つのグループに分ける。最初のグループの1000人は、最大5年にわたって、月1000ドル（約11万円）を受け取る。2つめのグループの2000人、実験では「コントロール・グループ」と呼ぶ2000人は、月に50ドルを受け取る。

実験のゴールは、「無条件でお金を受け取った人のクオリティ・オブ・ライフと仕事へのモチベーションはどうなるのか？」というシンプルだが、悩ましい問題の答えを見出すこと。

私たちの仕事の多くがAIとロボットに奪われると予想されています。
仕事が無くなれば収入が無くなるので生活ができなくなります。
ならば、ベーシックインカムを実現させようということなのですが、アメリカの実験のように１１万円では多くの人が生活することができません。

しかし、仕事がない。
となれば、ベーシックインカム＋生活保護or年金を支給しなければ生活できません。

さらに、消費税も１０〜２０％ほどに増えることも予想されるので、もっと物価が上がると思われます。

ベーシックインカムは、もしかするとただの気休め程度にしかならないかもしれません。

また、多くの人は自分が好きなことを仕事にするということができていないので仕事のモチベーションが上がるというのはあまり考えられません。

仕事がAI・ロボットに仕事を奪われなかった人の生活が充実することは間違いないと思います。なのでAI・ロボットにはできない新しい職種を多く作ることができればベーシックインカムを導入できるのではないでしょうか。

シンギュラリティが2045年に起こると言われているのでそれまでに多くの職種を作らなければいけません。

それとも、シンギュラリティによって資本主義が崩壊し、働くという概念がなくなるという可能性もあります。

アメリカのベーシックインカムの実験に今後も注目です。

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