有名投資家の様々なバリュー投資
株式投資で成功する方法はひとつではありません。
バリュー投資だけでも様々な方法があります。
今回は下記の書籍から様々なバリュー投資方法を簡単に紹介します。(本書でも投資方法hは詳しくは書かれていません)
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グレアム流ディープバリュー投資
グレアム流ディープバリュー投資は、「オマハの賢人」ウォーレン・バフェットの投資法でもあり、ベンジャミン・グレアムはバフェットの師匠でもあります。
ディープバリュー投資とは下落している企業を見つけ、バランスシートがいいことはもちろんだが、その企業が今後も高い利益をあげることができ、株価の下落が一時的と判断できた場合にのみその企業に投資する方法です。
バフェットの投資はバイ&ホールドが基本だがグレアム流ディープバリュー投資は場合によっては短期投資もすることもあります。
ディープバリュー投資のパフォーマンスは長年マーケットの平均を上回ってきたのに、多くの長期投資家はマネをしませんでした。
その理由は、人気がなく悪いニュースをよく見ることになる企業が多く、もし保有することができても不安に耐えられず売却する人が多いからです。
AmazonやGoogleに投資をするということは安心を高く買っているということにもなります。
なぜなら、これらの企業はとても人気があり、悪い情報よりも圧倒的に良い情報を見たりきたりすことが多いからです。
ディープバリュー投資の詳しい方法は証券分析を読むことをおすすめします。
サム・オブ・ザ・パーツ分析
サム・オブ・ザ・パーツ分析とはグリーライト・キャピタルのデビッド・アイホーンの投資方法です。
この方法は追加的な資産や隠れ資産がある会社へ投資する方法です。わかりやすくいうと、ひとつ買えばもうひとつ付いてくるというとイメージしやすいと思います。
複数の事業を運営している場合
例えば、通信会社が固定電話事業で苦戦しているのは誰でも知っているが、その減益部分をまだ小さいモバイル事業が補っていて今後、その事業が大きく成長することが予想できるなど、企業全体で分析するのではなく、セグメントごとに分析します。セグメントごとに分析することにより他の投資家が知らないことが見えてくることがあります。
現金を多く保有している会社の場合
Appleは2013年の時、1000億$以上のネットキャッシュを保有していました。この時のPERは10数倍でしたが、ネットキャッシュ調整後のPERは1桁台でした。これで多くの投資家はPER分析の過程でそれをしなかったことがわかります。
ネットキャッシュを時価総額の1/3以上保有している場合、企業価値は33%割安で50%の値上がりが期待できるということになります。(純資産価値ではない)
もし自社株買いをしたり戦略的行動とったりしなくてもネットキャッシュが増えれば、安全域が大きくなるため、株価が変わらなくても下落の可能性は低くなり、上昇の可能性が高くなるからだ。テック企業の現金保有ランキング
他にも本書ではサム・オブ・ザ・パーツ分析として、「他者に投資している場合」「不動産を多く所有している場合」について書かれていて、隠れ資産を見つけるのがうまい賢い投資家として、「物言う株主」として有名なカール・アイカーンとデビッド・アイホーンを挙げています。
サム・オブ・ザ・パーツ分析を取り入れたい人はカール・アイカーンとデビッド・アイホーンのポートフォリオをマネしてもいいかもしれません。
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