IBMの決算は今回もダメだった

待ちに待ったIBMの決算が発表されました。

特に期待はしていなかったですが１株当たり利益以外は予想を下回るという残念な決算でした。


１株当たり利益のアナリスト予想は2.74＄に対して結果は2.97＄
売上のアナリスト予想は19.45Bに対して結果は19.29B

アフターマーケットでは150＄を切るまで下げました。


メインフレーム４月〜６月期売上が33％減となっています。
IBMが売り出しているクラウドを使うことはメインフレームを使わないことなのでしょうがないのですが、IBMの戦略はメイフレームとクラウドのハイブリッドでの使用のようです。
例えば自社に保存している情報を他社のAWSなどのパブリッククラウドは不特定多数の個人や企業が使用できるので重大な情報は置けない。何か障害が起こった時にすぐに自分たちでは直せないといったデメリットがあるが、ハイブリッドクラウドではこれらのデメリットが失くすことができます。

しかし、ちゃんとIBMが力を入れているクラウド、ビッグデータ、ワトソン、セキュリティは伸びています。

なので、これからも気長にIBMの復活を待とうと思います。

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