【書評】20代で知っておきたいお金のこと
「5000万円」、この数字が何かわかるだろうか?これは君たち20代が、親世代(60代)と比較したときに、お金について背負っているハンディだ。「お金持ちになれなくても、人並みの生活が送れたらいい」。そう考える人も多いと思う。だが、時代は変わった。親たちの「普通の生活」が、もう当たり前ではなくなったのだ。では、いったいどうすればいいのか?答えはシンプル。お金の基本的なルールを知って、実行することだ。それもできるだけ早く。の文章で始まる『20代で知っておきたいお金のこと』を紹介します。
なぜ、20代の私たちは60代と比較した時に5000万円ものハンディがあるのか?
それは日本の経済が右肩上がりの時代が終わったからです。
経済が右肩上がりだと、お金について勉強しなくても、いい会社に入社できる可能性が高く、終身雇用で安定していて、年金などの初回保障の仕組み万全で個人で色々考えなくても安定した生活を送ることができました。
今の20代の人たちは自分がなりたくてなったわけでもないのにゆとり世代とバカにされ、上司はバブルの恩恵を受けたおかげで仕事もできないのに出世した上司がいるといった人が多いと思います。(全員とは言いません。)
この5000万円のハンディを失くすためには、また親と同じぐらいの生活がしたいのであればお金について勉強しなければなりません。
20代ならまず貯金100万円
まず、効率よく貯金するためには、ふだんの支払い方法から変えなくてはいけません。その支払い方法とは現金で支払うのではなく、クレジットカード払いにします。
公共料金をクレジットカードで一括払いにするなのできるだけカード払いにします。
本書でおすすめされているクレジットカードは
1位 楽天カード
理由:年会費が無料でポイントが貯めやすい
2位 ANAマイレージカード
理由:マイレージが貯まりやすく、旅行好きにはおすすめ
3位
理由:住民税や健康保険料が払える
となっています。
ちなみに、わたしが使用しているクレジットカードはオリコカードザポイントです。このカードは電子マネーが付属なので、ほとんんどの支払いをカードで済ますことができます。
支払いをカードにするだけで1%安く支払うことができます。
米国株投資家の人なら1%がどれだけ大きいか知っているはず。
貯金は不足の事態に備えるためのものなので、最低でも生活費3ヶ月分は貯めておいた方がいいです。貯金は少なすぎても多すぎてもよくないです。
20代の金融資産の平均額は約250万で中央値は100万円です。
30代の平均値は460万円で中央値は200万円と年齢が高くなるとともに平均値と中央値の差が開きます。
これは20代で貯金できない人はどんどん差が広がっていくということなのでしょう。なので20代で、まず、100万円を目指しましょう。
世帯年収は下がり続けている!?
10年前と比べると平均年収は200万円もダウンしています。
1997年では50代前半まで順調に給料が伸びていましたが、2007年では40代後半でピークを迎え50代後半からの下落幅が大きくなっています。
今、しっかり自己投資をしスキルを高めていないと将来、お金に困るかもしれません。
本書では、他にも子育てや結婚。投資に関することが書かれています。
気になる方はぜひ読んでみてください。
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